2013年6月5日水曜日

法の選択④ 仲裁手続に適用される手続法

仲裁手続自体も法的ルールの対象となる。

とりわけ、仲裁に適用される手続法は、以下に関するものである:仲裁人の選任及び資格、当事者の法的代理人の資格と専門家としての責任、仲裁手続における司法の介入の程度、仲裁の手続行為、裁定の方式。

ほとんどの場合、仲裁手続に適用される手続法は、当事者が仲裁をすることと仲裁審理が行われることで合意している場所である、仲裁地の法になる。それにもかかわらず、多くの先進的な法制度の下で、当事者は、仲裁地以外の地の手続法の適用に同意する権利を有する。これは実際にはめったに発生せず、このような合意の効果は不明である。