1. 仲裁する合意
仲裁合意の本質的な核は、相手方当事者との紛争を仲裁によって解決する義務と、そのような紛争が仲裁で解決されることを要求する権利である。
2. 付帯条件
上述したように、国際仲裁合意は、通常、仲裁する義務の範囲、仲裁地、機関規則、言語等を含む、追加の重要な条件を含む必要がある。それにもかかわらず、これらの条件が含まれない場合でも、仲裁条項が無効とはされない。むしろ、ほとんどすべての法域において、さまざまな機能を実行するために、国内法は、当事者間の合意に影響を与えるデフォルトのメカニズムを定める。
3. 空白の条項
いくつかの当局は、仲裁地又は仲裁人を選ぶ手段のいずれかを指定していない、いわゆる
"空白の条項は、無効であると判断する。